お墓の仕上げに敷く「赤土」は通販で購入する事ができる!!

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お墓の仕上げに敷く「赤土」は通販で購入する事ができる!!


お墓を建てた際に仕上げに敷く「赤土」は、邪気を清める効果やご先祖様の活躍を祈る為に敷かれる大事な土です。ここでは、お墓の赤土のお手入れ、赤土が必要な訳についてお届けします。


 
お墓に関する知っておきたいポイントとは?
 
お墓を建てる時期やタイミング

基本的にお墓と言うのは、亡くなってから何日後までに建てる等、特に決まりはありません。なので「お墓を建てようかな?」と考えたタイミングがお墓を建てる時期になります。しかし、埋葬しなければならない遺骨がある場合には、お墓をなるべく早い段階から建ててあげると供養にもなります。とは言っても、一応お墓を建てる時期の目安はあります。
一般的には、四十九日、一周忌、初盆、お彼岸等、法要に合わせてお墓を建てる場合が多いです。遺骨については、お墓が出来上がるまでの間は自宅で保管する形になります。しかし、中には、お墓を三回忌に合わせて建てると言う方もいます。そう言った場合は、お墓が出来上がるまでの間は、先祖の供養をしてくれる菩提寺に預けておく事も良いでしょう。
また、最近の傾向として「残された家族の負担を減らしたい」、「自分らしいお墓で供養して欲しい」と言うような方が増えており、生前に自分のお墓を建てるケースが多くなっています。生前に自分のお墓を建てる場合は、還暦や定年退職後と言った人生の節目のタイミングに建てる方が多いです。


 
お墓を建てる意味


お墓と言うのは、昔から故人の冥福を祈るものとして、先祖代々生きた記録を残すものとして建てられてきています。なので、お墓は自分一代のものと言う訳では無く、両親、祖父母と代々受け継がれる家系を祀るものなのです。このように、お墓は何世代も続く先祖の命の連続性を見守るものの対象となっています。

お墓は祈りの場所


お墓は、前途でもお伝えした通り先祖の冥福を願う祈りの場所です。また、お墓は自分の家族のものになるので、お墓の中に祀られているのも自分のご先祖様です。自分の先祖や家族に会いたいと思った時や、悩み事や心配事があって祈りたいと思った時等に、自分達だけの祈りの場所となるのがお墓なのです。

安心して遺骨を預けられる場所

遺骨を預けられる場所があると言う事は、遺族にとっても安心です。遺骨の処遇を巡って「どうしよう…。」と悩む事無く、お墓を建てる事で、故人を埋葬し供養する事ができます。

先祖との繋がりを感じられる場所

お墓の中には自分の家族の先祖代々の遺骨が納骨されています。そして、お墓には、お墓の中で眠っている先祖の方々の名前が刻まれています。お墓参りをする事と言うのは、先祖との繋がりや自分達のルーツを感じる事ができる場所なのです。


 
お墓の土を入れ替える目安

赤土は年月が経つにつれて減っていく

お墓を長年扱っていると「お墓の赤土が前に比べて少なくなったな…。」と、お墓の赤土が減ったと事を実感する方も多いのではないでしょうか。赤土が減ったと感じる原因は、お墓に生える雑草が原因です。お墓を建ててまだ間もない頃は雑草が無く綺麗なのですが、風に乗って運ばれた種がお墓に根付くと、どうしても雑草が生えてきてしまいます。実際、前回のお墓参りをした際に綺麗に雑草を取っても、数か月後に再び足を運んだ時に「また雑草が生えている…。」と言う経験をした方もいるのではないでしょうか。
お墓の赤土の下に生えた雑草を抜いて掃除した時にできる穴に、お墓に敷いている赤土が入って落ちてしまう事で、徐々に赤土が減ってきたように感じるのです。その結果、赤土自体の量は減っていないとしても土が表に出てくる事で「赤土が少なくなった…。」と感じてしまうのです。

 
お墓の赤土のメンテナンス方法

自分でも赤土の入れ替えは可能

お墓の赤土が少なくなってきた場合には、自分で赤土の補充を行う事ができます。現在は、通販サイト等でもお手軽に赤土を購入する事ができるようになっています。赤土はお墓の仕上げに敷く土になりますが、赤土のメンテナンスを行うだけで、お墓の見た目の景観が良くなる事はもちろん、雑草が生えづらくなるメリットもあります。また、赤土は通常の土とは異なり、雨が降ってもぬかるむ事が無いと言う事もメリットで、よりお墓の環境を快適にしてくれます。赤土は雑草予防になったり、水はけ対策になったり、様々なメリットがあるのです。しかし、時間が経過していくと赤土が減った印象になってくるので、定期的な赤土のメンテナンスを行う事がお勧めです。


 
何故、お墓に「赤土」を使用するのか?
 
生命の躍動を表す色

赤と言うのは本来朱色を指しており、昔から朱色は生命の躍動を表す色、災厄を防ぐ色として大切にされてきた歴史があります。なので、御殿、神社の社殿、鳥居等には、朱色が塗られている事もこのような昔から伝わる思想が影響しています。日本の神道では、一霊四魂(いちれいしこん)と言う思想があるのですが、心は天と繋がる一霊と四つの魂から成り立つと言う概念があります。人間の心は四つの魂から成り立っていて、それらを一つの霊がコントロールしていると言う考えです。これは、魂と言うのは善の魂だけでは無く色々な魂があると言う事を意味しています。
四魂の中でも荒魂(あらみたま)という魂があるのですが、この魂は荒々しい魂で、現世で生きる者に対して災いをもたらすと言われています。そのような魂を納める為にも、供養、定期的な法要、祭り事が日本では行われています。なので、災厄を防ぐ朱色の赤土には、故人の遺骨を守る意味があるのです。

[四魂とは?]

勇:荒魂(あらみたま)
勇は、荒魂で前進する力を意味します。また、勇猛に前進するだけで無く、耐え忍んで地道に進める力の意味もあります。
親:和魂(にぎみたま)
親は、魂で親しみ交わるという力を意味します。平和や調和を望む意味もあります。
愛:幸魂(さちみたま)
愛は、幸魂で人を愛し育てる力を意味します。思いやりや感情を大切にして、相互の理解を深めると言う意味もあります。
智:奇魂(くしみたま)
智は、奇魂で観察力、分析力、理解力等を意味する知性を表しています。真理を求めて探究すると言う意味もあります。


 
お墓に赤土を仕上げに敷く役割
赤土と言うのは、火山の熱で焼かれた水はけが良いサラサラの土になっており、カビ発生を予防する事ができたり、前途でも述べているように厄除の意味合いもあったり、お墓の土仕上げでよく選ばれる土になります。神社の鳥居、自社仏閣等でもよく使用される縁起の良い色である事はもちろん、サラサラとした感触の土で吸湿効果もあるので、湿気が溜まりやすい納骨室にも最適な土となっています。
基本的に、お墓で故人の遺骨を納める納骨室内には、綺麗な砂が敷き詰められています。しかし、納骨室と言うのは自分のご先祖様の遺骨を代々納める大切な場所です。なので、納骨室内に敷く土には、遺骨が土に還ると言う過程においてもとても大切な役割があるのです。納骨室の底に赤土を敷く事で、「故人が安らかにお墓で眠る事ができるように。」と言う、家族の願いを込める事ができるのです。

お墓に敷く土は大事な供養の一つ


お墓に敷く土で凶相なのが、小石を敷き詰めた場合です。先祖供養にとって良くない土や石を敷く事で、異性問題が生じてしまったり、続人が亡くなってしまったり、不運が起こると言われています。他にも、コンクリートや板石を敷いてしまうと自分の財産を失ってしまったり、今居る土地から離れる事になったりすると言われています。
このように、お墓に赤土を敷くと言う事は、自分のご先祖様を守っていく為、自分達の家系が不運に遭わない為にも、重要な役割があるのです。なので、赤土を敷く事でお墓を快適な環境に整えて先祖をしっかり祀る事ができます。


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